【動画あり】大学生がヒッチハイクを決心した理由
こんばんは、なおきです。
僕は2017年8月、京都から北海道までヒッチハイク旅をしてきました。
今回はなぜヒッチハイクをしようと思うに至ったかをご説明します。
なぜヒッチハイクしようと思ったのか
僕はYouTubeが大好きで、毎日何時間も観ています。
その中でも、動画を見た瞬間とてつもない衝撃を受けた人がいました。
無一文かつヒッチハイクでアメリカ横断をしたり、バイクで南米縦断をしたり・・・もちろん過去に同じようなことをやったことがある方はいると思いますが、旅の途中で人と出会うことで成長していくジョーさんとの熱い言葉にすっかり僕は魅了されてしまいました。
そこで、僕は思いました。
ヒッチハイクがしたい。
でも、なかなか行動に移すことはしませんでした。
なぜかというと、初対面の人に次々と会うのが怖かったから。
僕は普段は一見ちゃんと話せる人だと言われるのですが、実は初対面の人に会うとすぐ壁を作ってしまう人間だったのです。
そんな自分がヒッチハイクをするのを想像すると、「やっぱ嫌やな」と思っている自分がいました。
つまり、ヒッチハイクをしたいのにやるのが怖かったのです。
ヒッチハイクを二人でやることに
ヒッチハイクをしたいと思いつつも行動に移さない日々が続き、無事就職先を決めることが出来ました。後は卒論を書いて卒業するだけ。
そんな時、ゼミの友達であるだいちがこう言いました。
だいち「なんか今しかやれないこと、やらへん?」
すぐにヒッチハイクの文字が頭に浮かびました。もしかしたら、二人ならできるかもしれないと思い、すぐにだいちに提案しました。
なおき「ヒッチハイクどう?旅なんて今しかできないし、ヒッチハイクで各県回って美味しいもんとお酒飲んだら最高ちゃう?」
だいち「ええやん、やろうや!」
そんなこんなで、大学の夏休み期間を利用して、2週間ヒッチハイクの旅に行くことになりました。
目的地は日本最北端の地
目的地に決めたのは北海道です。僕が北海道に行ったことがなく、二人の就職先の関係から震災後の福島についても見ておきたいと思ったからです。
何よりも、最北端に行ってみたいという気持ちもありました。
初めてのヒッチハイク
夏休みの前に、九州に行く用事があったため練習として
福岡から熊本までヒッチハイクをしてみることになりました。
練習とは言うものの、九州にいる5日間は初日しか宿を取らず、後は全てお金をかけずに何とかしました。
はじめはとにかく高速の入り口の場所に立ち、ヒッチハイクを開始しましたが、当然長期戦を覚悟しました。テレビとかで、よくやってますよね?5時間待ちとか・・・(笑)
しかし、開始5分で成功。
拍子抜けでしたよ、もちろん。(笑)しかも運転手の小山さんもとっても優しくて、超安心でした。
田舎に泊まろう
乗せてくれた小山さんは、娘さんと一緒に息子さんを博多空港に送っていき、その帰りに僕らを拾ってくれたとのことでした。
熊本のどこに行きたいの?と聞かれたため、阿蘇の方に行きたいと伝えると阿蘇は距離的に遠くて田舎だからヒッチハイクじゃ厳しいよと小山さんは言います。
しょうがないので市内で降ろしてもらい、観光でもして帰ろうとした時、なんと小山さんはわざわざ自宅から1時間ほど離れた阿蘇まで連れて行ってくれることになりました。
その後、熊本市内まで連れて行ってもらう途中、娘さんがお手洗いに行くため小山さんの自宅に寄ることになります。おもむろに自宅に入っていった小山さんが車に戻ってくると一言、
小山さん「家に泊まっていきんしゃい」
一瞬息が止まりました。テレビの中だけだと思っていた、田舎に泊まろうが実現してしまった。
小山さんは、馬刺しを食べようとしていたけど案外高く、諦めようとしていた僕らを家に泊めることで全ての希望を叶えようとしてくれたのでした。
壁を作ってしまう自分を知る
小山一家とお酒を飲んでいて小山さんが僕に一言
小山さん「なおきくんさ、ちょっと壁を作るところあるよね。肩肘張りすぎだよ。」
正直、大ダメージでした。自分は今まで割と話せるほうだと思っていて、販売のバイトもしていたのでまさかそんなことはないだろうと勘違いしていました。恥ずかしい。(笑)
そんなことがあってようやく「壁を作ってしまう」という自分の欠点を知ることになりました。
旅の目的が決まる
①自分の欠点を克服すること
まず真っ先に旅の目的に決まったのは、人と接する時「壁を作ってしまう」という自分の欠点を克服することです。僕とは違い関西人でガンガン話せるだいちに頼りすぎず、どんどん自分という人間をさらけ出せるようになろう。そう思いました。
②福島の現状を見てくる
上にも書いた通り、僕とだいちは就職先の関係から震災後の福島の現状をみてきたいという思いがありました。テレビでしか見ておらず、どこか他人事だと思っていたかもしれない震災を、この目で見てくる必要があると感じました。
以上の目的で、僕たちはヒッチハイクをすることに決定しました。
次回は、ヒッチハイクの持ち物や実際にどんな旅をしたのか紹介していきます。
動画もあるので良ければ見てみてください。
【ヒッチハイクVS電車】どっちが速い?【北海道ヒッチハイク#1】 - YouTube
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